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野球肘(内側型・外側型・後方型)とは

繰り返す投球動作により、肘関節周囲の組織が炎症・損傷を起こし、投球時や投球後に痛みを生じる疾患です。特に投球フォームに問題がある場合や柔軟性の低下が大きなリスクとなります。
小中学生の場合は、骨が成長途中の段階なので投球の負荷や、筋力の強さで肘の内側の骨に損傷を起こします。

痛みの分類としては、投球時に肘のどの部分が痛いのか、投球時に痛いのか、投球後に痛いのか、などで判断します。
小学生や中学生の場合、肘の外側が痛い場合には離断性骨軟骨炎である可能性があり、早急に専門医を紹介しております。

◆離断性骨軟骨炎とは
肘関節外側の軟骨の一部が壊死(えし)して剥がれ落ち、関節の中に異物として遊離してしまう疾患です。初期のうちに治療を開始すれば、安静にすることで治りますが、進行したものは手術が必要となります。肘内側部の痛みを放置して投球を続けていると離断性骨軟骨炎に移行する事があります。

治療期間

損傷の程度によりますが、スポーツの制限を厳守すれば1~2週間程度で症状が改善します。
組織に損傷がある場合は、早い方だと1ヵ月程度、長くかかる方は3~6ヵ月程度かかる場合があります。

症状の改善が得られない場合などは無理に通院させず、専門医を紹介いたします。

日常生活で気を付けること

1

投球の禁止や球数制限の厳守

2

痛みのある方の手で重たい物を持たない

3

肘が冷えないように保温する

4

下半身、背部を中心にストレッチを徹底する

5

投球練習を再開できるようになった後には、投球後にアイシングをする

自宅でできる対処法

◆アイシング◆

痛みが特に強い部分を中心に20分程度おこなう

てて整骨院二十四軒店-アイシング

◆ハムストリングスのストレッチ◆

てて整骨院二十四軒店-ストレッチ

①椅子やベッドに足を乗せ、膝を伸ばしたまま腰を前に曲げます
●20秒×3回

てて整骨院二十四軒店-ストレッチ

②しゃがんで両足首をつかみます
その際両足はそろえ、足首をつかむ手は親指を手前にします

てて整骨院二十四軒店-ストレッチ

③頭を下げたまま、胸とももが離れない様にお尻を上げます
●10秒×3回

◆広背筋のストレッチ◆

てて整骨院二十四軒店-ストレッチ

①左手で右手首を持ち、上方に右腕腕を引き上げます

てて整骨院二十四軒店-ストレッチ

②そのまま左斜め前に身体を倒し、右の広背筋のストレッチをします

※同様に左も行ってください

矯正治療、鍼灸治療、頚椎牽引、電気治療、手技治療、筋膜リリースを行います。
特に不良姿勢による要素が強い場合には、猫背矯正を中心に姿勢の改善を目的に治療していきます。
また筋力の低下がある場合はインデプス(EMS)をオススメしています。

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